前回のあらすじ
住んでたアパートに変な人間が引っ越して来てしまい、その住人と激闘を繰り返すことに疲れたkftkは自身の引越しを決意。
不動産会社に駆け込み、いくつか内見させてもらう中でとても気に入った物件を見つける。
しかし、
モタモタしているうちに他の人の申込みが入ってしまい、先を越されてしまう。
賃貸物件契約の流れを理解していなかったkftkは失意のどん底に落ちるも、すでに前の家を解約してしまっていたため、早く次の家を見つけなければならない。
そんな感じの記事を書きました。
それではつづきを、どうぞ
家の解約手続き

お世話になってる不動産屋さんから、新たにいくつか物件資料をいただきました。
その中から、なんとなく気になった部屋をピックアップして、新たに3件の部屋を内見しました。
が、、、正直初回に気に入った物件が良すぎて、どれも微妙に思ってしまいます。
ではここで仮に、最初の内見で1番気に入った物件をMOとしておきましょう。
MOは東京都O田区辺りにあり、僕の通勤経路的にもとても良い立地でした。
部屋も広いし綺麗だし、高層階でベランダからの眺めもなかなか良い。
なのでそんなMOが、僕の感覚にとてもマッチしており、これ以降の物件探しにあまり身が入りませんでした。
しかし
この先新たに部屋が見つかるか微妙だったし、あらすじでも書いたように実は前の家の解約手続きを進めてしまったので、新居を決めないわけにはいかなくなっていました。
家の更新が近づいていて、更新料を払う前に退去してしまおう、という腹積もりでしたが早計すぎました。
皆さんは真似しないように
ちゃんと次の家が決まってから解約したほうがいいですよ。
解約手続きから実際の退去までだいたい1ヶ月ほど期間があるので、新居への入居日を考慮して解約すれば、退去日までに引越し作業や現状復帰の作業を余裕を持ってできます。
ということで、3件の部屋を内見したその日に、1番マシだった部屋(言い方よ)に申込みをお願いしました。
、、、ただ
後日やはり気が変わって、というか納得しがたくて、審査は通ったものの契約は辞退しました。
3つの内見先

ではここで、2度目に内見した3件がどう微妙だったか軽く紹介。
1件目
マンション内の階段や廊下が古くて汚れが目立ちました。
でも1番気になったことは、なんというか雰囲気が、クセの強そうな住人様が多数いらっしゃるように感じたことです。
ちょうど前の住居で起きた住人トラブルの元凶のような、そんな人間がいそうだなぁ、と直感が動きました。
(実際にいるかは知らんけど)
2件目

一度は申込をした部屋。
部屋自体は広くて綺麗で、この日に見た3部屋の中では1番良かったです。
が、建物の外観が怪しげな雑居ビル然としており、かつエレベーターのない外階段の3階の部屋でした。駅からも少し離れてるし。
引越しの時に危なそうだし、毎日この怪しいビルに帰宅することを想像すると、なんだか申込を取りやめたくなりました。
あと余談ですが、申込みの前に純粋な疑問で、騒音トラブルや住民トラブルの話とかありますか?
と、内見の担当の人に聞いたら、審査の時に僕自身がそーゆートラブルを起こしてるやつなのかと勘ぐられて心象悪くなりかけたので、変なことは言わないほうが良いようです。
ちなみに審査は無事に通りましたが、前述の通り辞退しました。
3件目

トータルで見ると、正直2件目よりも良かったです。
日当たりがやや悪いことを除けば、2件目の怪しいビルよりも印象的には悪くなかった、部屋の中も普通だったし。
しかし、、、
お風呂に難点があった。。。
具体的にはお風呂の使用に関して、夜というか、深夜のお風呂使用は避けてほしいと釘を刺されました。
僕は仕事が夜メインになりがちで、帰宅が24時近くになることがほとんどで、そこからお風呂に入ることになります。
それを伝えるとかなり渋い顔をされました。
このお風呂事情がなかったら、たぶんこの家に申し込んでました
申込みしたくせに審査通過後に辞退して、各所に本当にご迷惑をおかけしました。
でもでも、前回の記事でも書きましたが、家なんて落ち着ける場所でないとダメなので、妥協してはいけないと思うんです。
不動産屋さんに後ろ髪を引かれても(手数料の関係もあるからこんなこと結構あります)、納得いく部屋を探しましょう。
なので再度探し直し。
不動産会社も申込み状況は把握できない

辞退の日から3日後、不動産屋さんが新しく探してくださり、1件の部屋を内見できました。
O田区から少し離れて神奈川県の川崎まで行きましたが、良い感じの立地と間取りでした。
申込みをお願いしようかなぁ、と考えていると、、、
不動産屋さん『あ!?、申込み入っちゃってます!!!』
僕(おぅ、、、)
『今日内見に行く前に確認した時はまだ空いてたのに!!内見してる間に申し込まれちゃったんだ!!!』
『マジかー、
やはり繁忙期、
みんな行動が早いなぁ、
あと不動産屋さん荒れすぎでは』
なんかこの時はもう軽く投げやりでした、あまり焦りも感じなくなってたし。
ちなみにこれが、前回の記事でも少し書いた、不動産屋さんも物件の申込み状況を細かには把握していない現象です。
現象というか、普通そこまでは気にしない、というのが現実でしょう。
内見や申込の客なんてごまんといるわけで、その一人ひとりの希望物件の申込み状況まで把握なんて出来ないだろうし。
あとは不動産会社御用達の、物件リスト掲載サイト、なるものがあるようで、そのサイトで不動産屋さんも物件を探してくれます。
しかし、そのサイトでは内見可能かどうかや、募集中かどうかは分かるようですが、申込み状況までは載ってないようです。
どこかの読者『『申込み入ってるのに、内見可能、募集中、って載ってるってこと?』』
『そう、、、』
物件探す側からするともどかしいけど、申込みが入ってても、ほとんどの大家さんはまだ内見や募集を取り下げないのです。
なぜなら、その申込みした人が審査通過できるかどうか、それにそもそも契約してくれるかどうか、まだ不明だから。
ちょうど僕のように
大家さんは空室期間をなるべく作りたくないんです。
なので、我々物件を探す側は気に入った部屋があれば、まず申込み可能かどうか、を確認すると良いです。
住所無しは避けるべし

いよいよ空き物件も見つからなくなってきました。
築年数とか家賃とか妥協すればまだまだあるけど、そうするくらいなら階下の住人と激突してるほうがまだマシだったので、妥協はしたくありませんでした。
せっかく引越すなら、今よりも良い住宅環境、をモットーに。
最悪1ヶ月くらい家なくてもいいかなぁ
家具はレンタル倉庫とかに置いて
ネカフェや友達の家を渡り歩いて、無理な時は路上生活も出来なくはないんじゃないかなぁ
なんて考えながら、そのことを不動産屋さんに伝えると、
不動産屋さん『だめですよそれはー!』
『住所がない期間があると、次の申込審査が通りづらくなりますよー!』
あぁ、なるほど
ん?、でも
(この時に、住民票を一度実家に移して、自分の身は東京のどこかにいる、ってことにしたらどうなっていたのか、今でも少し疑問に思います。まぁ、家具を置くためのレンタル倉庫の料金、寝泊まりするための宿泊代はバカにならないし、そこに加えて通常通りの勤務と家探しもしないといけないとなると、やはりこれは悪手だったのかなとも思います。)
『解約を延ばせないか聞いてみたほうがいいですよー』
『、、、(更新料払わないといけなくなるが、そのほうがよさそうだな)、、、聞いてみます。』
〜5分後〜
『延ばせるそうで』
『良かったですー!』
『なら少し落ち着いて探せますね〜』
(あぁ、更新料、、、)
『我々の方でも探してみますけど、あらかた探してしまってますからね〜』
『もしこの辺のエリアにこだわらないというのであれば、kftkさんご自身でネットで探していただいたほうがいいかもしれません。』
『我々だと他のエリアは守備範囲外になるので、、、』
『なるほどねー
スーモで探してみようかな』
まとめ
- 審査前の申込みの時に、あまり変なことを大家さんとかに聞かないほうが良い→トラブルメーカーか?、と下手に勘ぐられて審査落ちる可能性が増す
- 物件解約の流れは、解約する旨を伝える→解約手続き→だいたい1ヶ月以内に退去
- 次の家が決まってから解約を始めるのが良い
- 更新に合わせてやるなら時期に注意→3月〜4月が更新時期なら、家探しは前年の年末から始めて、なるべく早く申込まで済ませたほうが良い、更新料を払いたくないなら尚更
- 家が決まったら入居日をまず確認、前の住人の退去まで日数があると、部屋の清掃も含めて待つ必要があるので、それに合わせて解約と退去日を決める
- 入居可能時期が自分の退去日よりも後の物件は、基本的に選べないと思ったほうが良い(こんなパターンそうそうないけど)
- 退去して次がないと住所を失ってしまい、そうの家すると次の審査で不利になるし、たぶんシンプルにきついので、避けられるなら避けるべき
あぁ、香辛料
つづく
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