人と行く旅行の計画がとても面倒
なぜこんなにも面倒なのか
あー、何も考えずに旅行したい。。。
そんな人の参考になれば幸いです。
ちなみに、何も考えずに旅行したい人には一人旅がおすすめです。
なぜ面倒なのか?
それは、
人によって旅行の方向性と熱量に差があるから。
逆に、具体的な目的が一致してる旅行って、あまり面倒ではなくないですか?
例えば、スキー旅行、ディズニーランド、USJ、ダイビング旅行など。
こういった目的の旅行は、意外とスルスルと計画が進みませんか?
その理由は先にも話した通り、方向性と熱量が近しいから。
反対に面倒に感じてしまうのは、普段よく遊ぶ友達数人でたまには旅行しようか、となった時など。
先ほどの方向性と熱量の話も踏まえて、旅行が面倒になってしまう原因を考えてみましょう。
方向性の違い
音楽バンドの話じゃありません、旅行の話です。。。なんだか不穏な空気?
方向性が合うというのは、旅行の目的が似てることです。
そして旅行の目的とは、旅行に何を求めているか。
例えば、『旅行先では温泉に浸かって、そのまま部屋でダラダラしたい』、といった、その状況をイメージしやすいものです。
『福岡県でラーメンと水炊きを食べたい』、なんかもありですね。
しかし、もしこの方向性が異なる人同士で旅行に行ってしまうと悲惨なことになります。
例えば、仲の良いグループ数人で熱海に旅行に行くとしましょう。
片方は熱海の温泉宿でゆっくりしたい人。
もう片方は、熱海城やMOA美術館などの観光地をできるだけ多く廻りたい人。
こんなグループで旅行に行こうとしても計画なんて立てようがないですよね?
もし、
『まー、細かく決めるの難しいけど、実際に行ってみてあとは現地のノリで決めよーぜ!』
なんてことになったらもう最悪。
必ずどちらかに多大な我慢を強いることになります。
なので旅行に行く際には、まず最初に目的の方向性を話し合うことをおすすめします。
熱量の違い
物理学の話じゃありません、旅k……!!!。。。誰かに殴られた気がする
熱量というのは、目的達成の満足を得るためにどこまでを追求するのか、です。
言い換えると、妥協のライン、です。
例えば、『福岡県でラーメンと水炊きを食べる』ことを目的に旅行に行くとします。
片方は現地のラーメンや水炊きを、体験として食べたい人。
もう片方はラーメンなら安全食堂、水炊きなら華味鳥に絶対行く!、という人。
(華味鳥は東京にもありました)
こういうことって結構ありません?
目的のお店があってそこ以外認めない、というこだわりのある人。
こだわりが有ろうと無かろうと、それは個々の価値観なのでどちらが良い悪いという話ではありません。
が、このような熱量に差があるグループだと、またもや片方に我慢を強いることになります。
前者はとりあえずどの店でもいいから早く食べたい。
後者は目的のお店以外嫌だ。
根本的にはこれも方向性の違いと言えるかもしれません。
が、こだわりという部分で『熱量』という言葉を使わせてもらいます。
人と旅行に行く際に方向性が決まったら、次にその目的をどの程度達成したいのか、どこまでなら妥協できるのか、といった部分を話し合うと良いでしょう。
必ず全員が自分の意見を伝える
とはいえ残念ながら、どんなに話し合ったところで方向性や熱量が完璧に一致するなんてまずあり得ません。
人間の価値観は十人十色です。
なので、方向性と熱量について話し合う時にひとつだけアドバイスがあります。
それは、『必ず全員が自分の意見をなるべく具体的に伝える』こと。
理由はふたつ
ひとつは、自分が不満を抱えないため。
人間は無意識でも、意に反する行動をとってるとストレスを感じます。
考えるのが面倒だからなんでもいい、と言ってると、せっかくの旅行中に訳の分からないモヤモヤを残すことになります。
自分がどんな旅行にしたいのか、出来るだけ具体的に伝えましょう。
たとえ相手がめちゃくちゃ旅慣れてて、旅程を組むのが達人級に上手い人でも。
逆に自分が取りまとめる場合は、必ず全員の意見を聞きましょう。
んで、出た意見を達成できる案を考えましょう。
方向性のとこでも話しましたが、時間や金銭的に無理、と頭から決めつけてしまうと、自分のやりたいことができない、行きたいところに行けない人は、そもそも旅行に行く目的が無くなることになります。
それでは人と一緒に旅行に行く意味が無くなります。
どうしようもなくなったら別行動でもいいじゃん
これが、意見を伝える理由のふたつ目になりますが、実際の現地の状況などで、当初のプラン通りに全員の希望を叶えることができない場合もよくあります。
例えば先ほど同様、福岡にラーメンや水炊きを食べに行く場合。
特定のお店に行きたいけれど予約は取れず、直接お店を訪れるしかなく、しかもそこが行列だった場合、早く食べたい派と特定のお店派で争いが始まります。
そーゆことはどうしても起こるので、そんな時は別行動を取るという選択肢も視野に入れましょう。
そのくらいの柔軟性はあってもいいと思います。別に無理して全員で動く必要もありません。
それよりも、全員の希望がなるべく叶う旅行にすることの方が重要だと僕は思います。
そんな時に、予め全員が自分の意見を伝えておけば、旅行中に誰かが急に別行動をとっても雰囲気は悪くならないし、誰かに我慢をさせることもほぼ無くせます。
ちなみに僕もベトナム旅行で別行動が何度かありました。
その前は大分旅行でご飯を食べたい派と、ショッピングしたい派で別行動になったこともあります。
それでも、たぶんみんな旅行には満足できました。
こういった諸々を考えなきゃいけなくて面倒だから、僕は人と旅行に行くのは正直避けたいところです。
もし行くなら、自然体で方向性や熱量が合って、旅行に対する価値観も合うような友人とが良いですね。
旅行計画を上手く立てるコツ
ここまで話してきた通り、旅行計画をスムーズに立てるには目的です、それ次第です、それで9割は決まります。
温泉か、観光地か、グルメか、お篭りステイか、などなど。
それが決まれば後はトントン拍子です。
- 目的地なんて目的に合わせてどこを選んでもいいのです。
- 宿泊予算や交通手段と交通費は全員のお財布事情で決めればいい。現地集合とかもありです。
- スケジュールは目的の方向性と熱量を話し合う段階でほぼ決まっているはず。
- 飲食店は悩みすぎないほうがいい(いつまでも決まらないから)ので、面倒なら先に予約してもいいかも。グルメ旅行ならここが目的(9割)の部分になりますが。
- 帰りの時間やお土産なんて、自然に決まるしいつの間にか買い込んでます。
- 何ヶ月前から考え始めるのがいいか?
→国内なら4ヶ月前くらいでいんじゃないですかね。3ヶ月前、遅くとも2ヶ月前には飛行機や新幹線を取りたいので。
→海外なら半年くらい前からでもいいはず。
まとめると、
- 旅行の計画は目的が9割
- 方向性と熱量を話し合う
- 必ず全員が自分の意見を伝える
一人の旅行計画なんてノリと勢いでなんとかなりますが、人と行くならそうはいきません。
全員が楽しめる旅行にしたいですね
最後までお読み頂きありがとうございます。
おまけ どうしても人と一緒の旅行が苦手な方へ
ここまで話をしてきたけれど、
どーーーーしても人と旅行に行くことに気が乗らなくて楽しめそうにないって人もいますよね?
行動や時間を人と合わせて自分はあまり興味ないとこにも一緒に訪れる。
そんな団体行動的な状況が我慢ならない方へ、、、あ、もちろん僕もそうです。
そんな方は最初から旅行を断りましょう。
もしも話が進んでしまって、ホテルや交通手段も予約されてしまった場合、とっても最悪ですが、ドタキャンも無しではありません。お金は返ってきませんが、キャンセルはできます。
旅行というのはお金もですが、時間がとてもかかります。
お金はまた稼げますが、時間は戻せません。
しかも旅行は数日を要します。
心の底から楽しめそうにないなら行かないほうが絶対マシです。一緒に行く人にも気を遣わせますしね。
そんな方には冒頭と同様こちらの記事もおすすめです。