海外旅行に興味がないわけじゃないけど、なんだかめんどくさい、という方に向けて記事を書きました。
なぜめんどくさくなるのか、それは、、、目的と労力のバランスが悪いから。
海外旅行とか、あるいは日常生活の中で、正体不明のめんどくささを感じやすい方の参考になれば幸いです。
ちなみにこの記事は、もともと海外旅行への興味がカケラもない方にはつまらないと思いますので、予めご了承ください。
結論
海外旅行がめんどくさいと思ってしまう理由は主に、海外に行って何をしたいか、その自分なりの、自分だけの目的がないからです。
ちなみに僕の場合は癒しです。
突然ですが、僕は自分のことを全人口上位5%に入るめんどくさがりだと自負しています。
初めてのベトナム旅行で友人(日本人)に夜の街に行こうと誘われましたが、めんどくさくてホテルの部屋でゴロゴロしていました。
自宅でも、一人暮らしだし誰も家に呼ばないので、生ゴミ以外のゴミは基本的に月1くらいでしか出しません。
もしも僕が富豪なら、身の回りのことは全て人にやってもらい、1日中漫画や本を読み、たまに旅行に行く生活を送るでしょう。
でもだからこそ、めんどくさがりの心理というものをかなりの深度で理解できます。
そしてそんな僕が海外旅行に行くことができたのは、現地の友人に会うという自分なりの目的が、海外旅行に必要な準備や手間を上回ったからです。
めんどくさいのは、目的>労力、になってないから
当然ですが人は、労力が目的(あるいは成果)に見合わない活動なんてできません。
徒労に終わるかもしれない行動なんて、普通なら誰だってやりたくありません。
昔を思い出してみてください。
学校の宿題をきちんとできていましたか?
特に夏休み
『どうせ夏休み明けに復習の授業から始めるのになんで宿題やんなきゃいけないんだよ!』
なんて思いませんでしたか?
*注…この記事は宿題をやらないことを推奨するものではありません。
学生の皆様、宿題はきちんとやっておいたほうが身のためです。
まあ宿題の場合は、分かりやすいリスク(やらないと先生に怒られる)もありますけど。
人間は目的に見合わない労力は払えません。
仕方がありません、これほどまでに脳が発達してしまった人間は労力も成果も予測できてしまうし、無意識でそれらを天秤にかけてしまいます。
逆に労力が予測できるのに成果が未知数の場合も然りです。
だから転職活動って面倒ですよね?
仕事の合間を縫って転職活動をしなければいけないので、かなりの労力が必要です。
しかし、転職先の職場環境、待遇なんかは入る前には未知数です。
今より環境が悪くなるかもしれないのに、気軽に転職なんてできません。
まあ、現在の環境が類稀な超絶ブラックとかなら話は別ですけど。
海外旅行も同じです。
僕にとっての目的>労力
このサイトを見てもらえれば分かると思いますが、僕は旅行に癒しを求めます
それは国内旅行、海外旅行問わずです。
逆にネットとかでよく言われる、異文化交流とか見聞を広める、というのは僕にとってはドキドキしたり緊張したりする感覚です。
誤解を恐れずに言えば僕はこんなことのために、国内旅行よりも入念な準備をして、空港で長い時間をかけて手続きして、長時間飛行機に乗って、言葉の通じない現地で観光をする、なんて労力を払えません。
僕にとっては、
異文化交流や新しい価値観<海外旅行の準備諸々
なのです。
だから僕も海外旅行は面倒です。
ちなみにもっと言うと、いわゆる観光のみが目的の国内旅行も面倒です。
海外旅行での癒しには興味ありませんか?
どれだけたいそうなメリットを挙げられても、それが自分の目的にならなければ行動なんて起こせません。
僕らのような人間は(あ、一緒にしてしまってすみません)、異文化交流や学びでは目的として弱いのです。
興味を持つことはできても、目的>労力、とはならない。
そこで、僕のように癒しやリラックスなら興味がある、という方のためにいくつか候補を考えてみました。
ただし、僕の主観が多分に入っております、というか僕の行きたい場所です。
海外のビーチで癒されたい
いわゆる南国の、常夏のビーチでまったりしたいです。
日本の海も良いけれど、海外の広大なビーチを見てみたい。
ハワイとかオーストラリアなんて素敵ですね。
景色の良いホテルに1日中こもる
あれこれ観光することの反対と言えば、、、ホテルでまったりでしょう。
海外旅行でずっとホテルにこもるというのは、逆になかなかできない贅沢ですよね。
上の写真はモルディブのリゾートホテルですが、こんな場所に何日もこもってダラダラできたら夢のようですね。
すんごいお金かかりそうですけど。。。
アメリカ横断
ベトナムに行って思いましたが、海外はやっぱり土地が広いです。
大きな道路や地平線は、眺めているだけで心癒されます。
そんな折にふと思ったのがアメリカ。
昔、漫画家の石川雅之さんが描かれた『もやしもん』という漫画で、車でアメリカ大陸を横断するシーンを見ました。
建物も人も何もない広大な土地をひたすら走る。
とても気持ちよさそうじゃないですか?
1人きりでボーッとしながら車を走らせ、疲れたら休憩。
心惹かれます。
まあ僕免許持ってないんですけどね
普通の観光にも興味がある方はぜひハノイへ
僕も海外はハノイとホーチミンしか行ったことがありませんが、初めての海外旅行ならハノイはおすすめです。
落ち着いた感じの街で、スリやぼったくり、物乞いにも遭遇しませんでした。
たぶん、同じベトナムのホーチミンよりも、僕らのような人間には(あ、一緒にしてしまってすみません)格段に観光しやすいです。
油断は禁物ですが、ホーチミンと比べてかなり治安が良かったので、海外の雰囲気を味わったり普通の観光をしたり、といったことに興味があるならとてもおすすめです。
ホアンキエム湖という湖のほとりで、スーツケースをテーブルにランチをしても誰にも声をかけられませんでした。
友人に会いに行く
海外に友人がいるならこれもアリです。
やはり、信頼できる現地の人がそばに居てくれるととても心強いです。
僕のベトナム旅行も、自分たちで計画した観光も楽しくはありましたが、1番の思い出は友人宅で夕飯を頂いたことです。
あの時は本当に、まだ日本に帰りたくないなぁ、と思いました。
どうやって目的を作るか
結局、僕の目的の紹介になりましたが自分なりの、目的>労力、となる目的が見つかれば海外に行ってみたくなると思います。
自分自身が腹の底からこれをやりたい、と思える自分だけの目的です。
ではそんな目的をどうやって探すか。
おすすめなのは、
- 本屋さんの旅行コーナーの本
- 自分がいつも出かける時の目的を思い出す
です。
旅行関連の本はやはり詳しく書いてあります。
僕もこの記事の参考にのために本屋さんに行ったところ、海外のビーチが紹介された本を見つけて、
あぁー、海外の海もいいかもー
と思い、項目に入れました。
また、自分が出かける時の目的も良いと思います。
買い物、食事、友人と遊ぶ、銭湯、などなど。
それを海外旅行に当てはめてみてはどうでしょう。
あとは、、、このサイトに辿り着いた方なら、少なからず旅行に癒しを求めているのでは??
海外に行って良かったかどうか
さてこれで書きたいことはあらかた書いたのですが、
せっかくなら海外に行って良かったかどうかもお話ししましょう。
いわゆる見聞、価値観、異文化交流ですね。
よく言われるキラキラした言葉は本当なのか。
次の記事で書いていきます。
つづく
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